「今月もガス代が高い……」そう感じたとき、いきなり節約グッズを買ったり、我慢して使用量を減らしたりする前に、まずやるべきことがあります!
それは、なぜ高くなっているのか「原因」を見極めること
原因が分からないまま闇雲に節約しても、効果が出にくいばかりか、無理な我慢につながってしまうこともあります。
概要
まず確認すべき原因
具体的な節約方法
オート・フルオート給湯器の機能の違い
見直しポイント
日常のちょっとした使い方の工夫
この記事では、プロパンガス業界での実務経験をもとに、原因の見極め方から、給湯器の機能を活かした具体的な節約方法まで、詳しく解説します。
プロパンガス代が高く感じたら、まずここをチェック
節約テクニックを実践する前に、そもそも何が原因で使用量が増えているのかを確認しておくと、対策の効果が出やすくなります。
使用量そのものが増えていないか
家族が増えた、在宅時間が長くなった、季節の変わり目で入浴時間が長くなったなど、生活スタイルの変化によって使用量そのものが増えているケースは少なくありません。
まずは検針票の使用量(m³)を数ヶ月分並べて、単価ではなく使用量が変化していないかを確認してみてください。
使用量が増えているのであれば、節約の余地は「使い方の工夫」の中にある可能性が高いと言えます。

給湯器の使い方に無駄がないか

使用量が大きく変わっていないのに請求額が上がっている場合、給湯器の設定や使い方そのものに無駄がある可能性があります。

特に見落とされがちなのが、蛇口のシングルレバー水栓の使い方だよ!
「水を出しているつもり」でも、レバーが少しでもお湯側に倒れていると、給湯器が反応してお湯を作り、意図せずガスを消費してしまうことがあります。
手を洗うときや食器をすすぐときなど、水だけで済ませたい場面では、レバーを水側にきっちり回しきる習慣をつけることが、地味ながら効果的な節約につながります。
より確実な方法としては、使わない時間帯は給湯器のリモコンスイッチ自体をこまめに消すことです。
スイッチを切っておけば、レバーの位置に関わらずお湯が作られることはなくなります。
全くお湯使ってないのに、ガスを使ったことになってる!ってお客さんに言われる事があります。
給湯器のスイッチが入ったまま、レバーが少しお湯側になってるんですよね。
結構見落とされます。
もし一切使ってないにも関わらず、使用量が上がってるなら、ガス漏れや給湯配管(お湯)が漏れてる可能性もあるので、調べてもらうのも有りです。
給湯・お風呂まわりの節約方法
家庭のガス使用量の中でも、給湯にかかる分は大きな割合を占めます。
ここでは、給湯器そのものの選び方と、機能の使い方について詳しく見ていきます。
給湯器の効率を見直す
給湯器には機種ごとに熱効率の差があり、古いタイプの給湯器は熱効率が80%台にとどまるものもありますが、排気熱を再利用する「エコジョーズ」と呼ばれる高効率給湯器であれば、熱効率を95%程度まで高められると言われています。
同じ量のお湯を沸かすのに必要なガスの量が少なく済むため、結果として節約につながります。
古い給湯器を長く使っている方は、故障してから慌てて交換するのではなく、一度現在の給湯器の効率を見直し、買い替えのタイミングを検討してみるのもひとつの方法です。
オート・フルオート給湯器の機能を見直す
自動湯張り機能がついた給湯器には、大きく分けて「オート」タイプと「フルオート」タイプがあります。この2つの違いを理解しておくと、無駄なガス消費を減らせます。
| 機能 | オート | フルオート |
|---|---|---|
| 温度を一定に保つ | ○ | ○ |
| 水位を一定に保つ | なし | ○ |
自動湯張り機能そのものは便利な機能ですが、続けて入浴しない(家族が時間を空けて入浴しない)ときは、この「温度を一定に保つ機能」と「水位を一定に保つ機能」を止めておくことをおすすめします。
特に「水位を一定に保つ機能」はフルオート給湯器に搭載されている機能で、お湯が自然に減った分を自動的に足し湯してしまうため、知らないうちにガス代を押し上げている原因になりがちです。
フルオート給湯器をお使いの方は、連続して入浴する予定がないときはこの機能を停止させる方がよいでしょう。
※水垢多いが気にしない!

設定も簡単で、このリモコンは選択ボタンを押せば、湯温度、給湯温度、水張量、保温と送っていけます。
ここえを0にしておけば、保温しないので、長時間入浴する人が居ないなら、0にして節約しましょう!
入浴の直前に追い炊きすればOKです。
なお、これから給湯器の購入を検討している方向けの視点としては、家族の入浴時間がバラバラでなければ、フルオートでなくオートタイプでも十分に事足りるケースが多いです。
機能の多さだけで選ぶのではなく、自分の家庭の入浴スタイルに合っているかどうかで選ぶことが、結果的に節約にもつながります。

連続で3人4人と入る時は、保温させておく方が良いよ!
日常のちょっとした使い方で変わる節約ポイント
給湯器まわりだけでなく、日々のちょっとした使い方の意識でも、ガス使用量は変わってきます。
コンロの使い方を見直す
コンロを使うときは、火が鍋底からはみ出さないように調整することを意識してみてください。
鍋底からはみ出した炎は、鍋を温めることに使われず、そのまま空気中に逃げてしまうので、鍋のサイズに合わせて火力を調整するだけで、無駄なガス消費を抑えることができます。
シャワーの使い方を見直す
シャワーを使うときは、出しっぱなしにしないことも基本的な節約ポイント!
体や髪を洗っている間はお湯を止める、あるいは温度・水量を絞っておくといった工夫で、給湯にかかるガスの量を減らせます。
特に家族の人数が多い家庭では、一人ひとりのシャワー時間が積み重なることで、月々の使用量に大きな差が出てきます。

一番わかっていて、できていない事だと思う
寒いもんね(笑い)
給湯器もネットで購入が一番安い!
ガス屋に勤めながら、一番つらいところかな。
ただ、工事は含まれないので業者に頼めば、工賃25000円~35000円でやってくれます。
給湯器を購入した所で工事してもらったら、工賃は安くしてくれますが、
それを差し引いても本体はネット購入+業者に工事依頼が最安!
注意点は都市ガス用、プロパン用をちゃんと見ましょう!
>>>プロパンガスと都市ガスの違いとは?
号数は、一人なら16号、4人家族でも20号で十分です。
もし、キッチンもお風呂も同時にたっぷり使いたいなら24号を選択しましょう。
※号数が上がればガスの消費量も上がる

よくある質問
Q. エコジョーズに買い替えると、すぐに料金は下がりますか?
熱効率が上がることで使用量(m³)は減りやすくなりますが、基本料金や従量単価そのものはガス会社との契約によって決まるため、契約内容によって効果の出方は異なります。
Q. フルオートの機能を止めると、お風呂の使い勝手は悪くなりますか?
「水位を一定に保つ機能」を止めても、通常の湯張り自体は問題なく使えます。
続けて入浴する予定があるときだけ機能をオンに戻す、という使い分けがおすすめです。
まとめ:プロパンガスの節約方法で悩んでいるあなたへ
プロパンガス代を下げたいと思ったとき、大切なのは闇雲に我慢することではなく、まず何が原因で使用量が増えているのかを見極め、そのうえで無理のない範囲で使い方を見直すことです。
シングルレバー水栓の使い方、給湯器の機能の見直し、コンロやシャワーのちょっとした意識だけでも、積み重なれば確実に差が出てきます。
今日からできることは、案外身近なところにあります。
まずは自宅の給湯器がオートなのかフルオートなのかを確認し、使っていない機能がないか、一つずつ見直すところから始めてみてください。



コメント